『画用紙でつくる 白い立体切り紙』2015/7/7
がなは ようこ (著), 辻岡 ピギー (著)
白い画用紙を切りぬいて、直線や曲線に折り曲げてつくるレリーフ状の立体ペーパークラフト「画用紙でつくる 白い立体切り紙」の作り方を教えてくれる本です。
「画用紙は、とても質のよい紙でありながら購入しやすく安価です。また工作をする際には、ケント紙よりも切ったり折ったりするのが楽で使いやすい素材です。いろいろなサイズと厚さがあります。一般的なスケッチブックの画用紙より厚手の「特厚口」のものを使用してください。形がくずれにくく、しっかりした出来上がりになります。」だそうです。
表紙写真で分かるように、英文字や装飾的なアイテムのレリーフを作ることが出来るので、ドアの飾りなど「標識」的な使い方をするアイテムを作るときに活躍してくれます。
その作り方の概要は次の通り。
1)画用紙を用紙する
2)型紙をコピーする(本には多数の型紙が掲載されています)
3)コピーした型紙を切りぬく
4)型紙を画用紙に貼る
5)折り目の筋入れ
6)切り抜く
7)紙を折る(少し折山がついただけで十分立体的に見えます。強く押さえてしっかり畳まなくても大丈夫)
8)作品を壁に留める
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作業のコツは……
「あらかじめ、折り目のスジを入れて紙を切り抜きます。スジは紙にとってダメージなので自然にそこから曲がろうとします。その性質を利用して、指で押さえながら、スジに沿って紙の曲がりたい方向に織り柄を入れていくというのが、切り紙を立体的にする基本の作業です。」だそうです。