『和書:ビリーブ~ぼくの夢が叶うまで~ (とびだししかけえほん)』2019/3/5
Robert Sabuda (原著), ロバート サブダ (著), あんらく かえ (翻訳)

『洋書:Believe: A Pop-Up Book of Possibilities(英語)』2019/4/9
英語版 Robert Sabuda (著, イラスト)

「夢が叶う」ことを信じたくなる素敵なしかけ絵本です。
 松ぼっくりは……大人になったら どこまでも大きくなる
 蜂は……ゴールをめざして ぐんぐん進んで行こう
 ぼくは……いまはちっぽけな僕だけど どんな夢でも叶えてみせる
 きみは……?
 しかけ絵本の魔術師のサブダさんが、人生の素晴しさと可能性を6つの とびだし仕掛けで表現してくれました。
 6シーンのそれぞれの構成は、見開きページの「イラスト+文章」に続いて、見開きページの「大きな仕掛け」になっています。
 例えば最初の松ぼっくりの場合は、まず、仕掛けのないイラストだけのページで、片隅の松ぼっくりが「大人になったら……」とつぶやきます。
 そしてページをめくると、冬の松林の中に、ひときわ大きな松の木がすっくと立ちあがってくるのです☆
 こんな感じで「ちっぽけな何か」が、「素晴らしい何か」に大きく成長して飛び出してくるのです。
 サブダさんの白い絵本シリーズなので、モチーフはすべて白ですが、イラストや背景は、とても綺麗なパステルや鮮やかな色彩になっています。
 しかも6つのシーンそれぞれ、色彩ががらっと違うし(どれもパステルに近い綺麗な色合いですが……)、飛び出すモチーフも、松の木、ひまわりの花々、鳩の群れ、帆船、宮殿、ロケットとバラエティに富んでいる上に、動きを感じさせるものも多くて、とても良く出来ている素晴らしい仕掛け絵本です☆
「夢が叶う」がテーマなので、眺めているとポジティブな気分になっていきます。どんな人へ贈っても喜ばれること間違いなし☆ お勧めです☆

・1~2ページ目:松ぼっくりのイラストと文章(仕掛けなし)
・3~4ページ目:ページを開くと、大きな松の木がすっくと立ちあがります。
・5~6ページ目:蜂のイラストと文章(仕掛けなし)
・7~8ページ目:ページを開くと、ひまわりの花々が上へと伸びて開きます
・9~10ページ目:卵のイラストと文章(仕掛けなし)
・11~12ページ目:ページを開くと、白い鳩の群れが回転しながら飛びます
・13~14ページ目:風呂おけに浮かぶ船のおもちゃのイラストと文章(仕掛けなし)
・15~16ページ目:ページを開くと、大きな白い帆船が飛び出します
・17~18ページ目:砂場の塔のイラストと文章(仕掛けなし)
・19~20ページ目:ページを開くと、とても大きな白い宮殿が立ち上がります
・21~22ページ目:紙飛行機のイラストと文章(仕掛けなし)
・23~24ページ目:ページを開くと、白い煙を吐き出しながら、ロケットが宇宙へ飛び出していきます(白い煙が揺れます)。
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 なお社会や科学、IT関連の本は変化のスピードが速いので、購入する場合は、対象の本が最新版であることを確認してください。
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