『自律神経どこでもリセット! ずぼらヨガ』2017/1/11
崎田ミナ (著), 福永伴子 (監修)
大ベストセラーになった「運動が苦手な人のための最低限のヨガ本」です☆
子どもの頃は運動が苦手でしたが、今ではそれを克服し、週に4~5回はエクササイズをしているので、「最低限のヨガ」にあまり興味はなかったのですが(汗)、面白いイラスト表紙のこの本を書店でぱらぱら眺めてみたら、ダメダメだった崎田さんが、ヨガのおかげで見事に立ち直っていく姿を描いた漫画があまりにも面白くて、内容のヨガのイラストも分かりやすい上に簡単そうで、短時間でやれそうだったので、気分転換にもいいかも、と感じて即購入してしまいました(笑)。
この本は、「運動が苦手で、体調も悪いけど、病院に行くほどではない」という方に最適だと思います。自律神経失調、無気力、ウツ、頭痛、胃痛でどよーんとしていた崎田さんが、ヨガを始めたら3年で血色もよくなり心も明るくなった(さらにそれを見ていた彼女の夫もヨガを始めて、体調がよくなった)という漫画に、すごく励まされるからです。担当編集者の方も、「心身が弱っている人でもできるレベルの、メンタルヘルスを整えるための最低限の運動を紹介する本」にしようと考えて、この本を作ったのだとか。
また内容のヨガの部分も、身体の解剖図のイラスト入りで、どこに効くかを示してくれた上で、分かりやすいイラストが描いてあります。
その他、崎田さんが自らヨガをしたときの経験に基づいたヒントやアドバイスもあって、とても参考になりました。例えば「壁ストレッチ」は、壁のカドに手をかけて全身をストレッチするという方法なのですが、私の家にはちょうどよさそうな壁のカドがなかったし、白い壁を直接手で押さえると壁を汚しそうな気がして、「うーん」と思ってしまいました。でも、崎田さんが「ドアの上の壁やハリ」を使っていると教えてくれたので、「なるほど、ドアの上か……」と探したらちょうどいい場所があったので、私もそれを活用しています。
さらに朝、昼、晩のお勧めメニューもあるので、どれから始めたらいいのか迷ってしまう方は、このメニューを参考にして始めるといいと思います。
実は私自身はエクササイズをしているので、このヨガを毎日やることはないのですが(汗)、たまに思い出してストレッチすると、身体がのびのびして気持ちがいいです。万が一、ストレスや病気などで長期間運動が出来なくなった時には、この「ずぼらヨガ」を参考にリハビリをして、再びエクササイズできるように身体を戻したいと考えています。
とても簡単で場所もあまり選ばずに出来るヨガなので、運動が苦手な方は、ぜひやってみてください。体調管理や、アンチエイジングにも役に立つと思います。
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この本には続編の『自律神経どこでもリセット! も~っと ずぼらヨガ』もあります。
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