『大人の算数パズル 図形ストレッチ (新感覚!脳トレBOOK 2) 』2014/11/20
稲葉 直貴 (著)

線の断片をつないで一つの輪をつくる「パネルループ」や、一つの図形を全く同じ形の2つの図形にわける「合同分割」など、図形を使ったパズルの本で、「大人の算数パズル」の第2弾です。
収録されているのは、以下の8種類のパズルで、合計150問も入っています(全問に「答」あり)。
《パズル1》エル字deもだえ~る【L字分割】
《パズル2》小さな〈輪っか〉ができないように【パネルループ】
《パズル3》図形かくれんぼ【シルエットさがし】
《パズル4》頂点をつなぐ【図形さがし】
《パズル5》エル字以外deもだえ~る【アンチL字分割】
《パズル6》うりふたつに分ける【合同分割】
《パズル7》重ならないように敷く【カーペット】
《パズル8》指定の面積どおりに切る【四角カット】
《パズル9》ひと筆書きの要領で順につなぐ【マイルストーン】
《パズル10》解くことを命ず! 【角度メイズ】
「図形を使ったパズルで脳のちがった場所をストレッチ」することを狙ったパズルだそうですが……確かに、シリーズ第1弾の「計算ストレッチ」はすいすい解けたのに、今回の「図形ストレッチ」では結構苦戦することが多かったです(汗)。もともと「図形」問題が苦手だというのもありますが……やっぱり大好きなパズルであっても、苦手は苦手のままなんですね(汗、汗)。
それでも各パズルとも「例題」が1~2題あって、解き方を解説してもらえるので、それを参考にして、それほど時間をかけずに解くことができました。「お? 図形問題でも、意外に解けるじゃん。苦手克服?」と調子に乗りかけたところ……最後の【角度メイズ】に大苦戦! 本に書いた自分の鉛筆書きのメモが、問題の線と重なって読みにくいせいでもありましたが、これだけは解くのにそれなりに時間が必要になってしまいました。
でも……苦手な「図形問題」が解けた時の喜びはひとしお! 「頭を使ったなー」という感じで、いい脳トレになりました。今後もこういう算数系パズルで、子供の頃ダメだった「算数脳」を鍛え直したいと思います。とても面白いパズルなので、せひやってみて下さい。お勧めです☆