『ROKR 3D木製パズル オルゴール 星空』

 回転する「太陽系」……オルゴールのねじを回すとCATSの「メモリー」の音楽とともに、色とりどりの星が回転する立体パズルです☆
 透明な色とりどりのビーズがとても美しい上に、アンティークの天球儀っぽい外観も素敵です☆
 しかもこのパズルは、最初の土台部分は意外に簡単に組み立てられて、カーブを描いている部分も曲げながら差し込むだけだったので、こんな複雑そうなパズルが、こんなに簡単に組み立てられるんだー、と驚いてしまいました。
 というのも、この木製パズルのすぐ前に「ROKR 立体パズル コースター 水車 コグ」を作っていて、それは抜群に楽しいうえに歯車やクランクなどの仕組みを学べる木製立体パズルではあるのですが……組み立て部分がものすごく硬くて、とても指が痛くなって大変だったのでした……。
 それに比べると、このパズルの方は、だいぶ楽に組み立てられました(難易度は同じ4(5段階評価)なのですが)。……とは言うものの、このパズルも「動く」部分はかなり硬いので、力のない女性には、ちょっと厳しいかもしれません。
 しかも歯車の合わせ目の調整が、かなり難しいのです。小さな歯車が、金属棒の途中に木のビーズで留めてあるだけなので、ずれやすいからなのですが……ここの部分は、ストローのような感じのスペーサーをつけてもらいたかったなーと思ってしまいました。一応、歯車位置の確認用のツールがあって、組み立て中に何度か位置を確認することになっているので、それなりにきちんとした位置で作ることはできましたが……。何度も動かしているうちに、ずれてきそうな不安も感じてしまいます。それに対処するため、気休め程度ではありますが、接着剤で軽く固定しました。
 なお、この商品についている組み立て説明図は英語版で、ほとんどの部分は図面のイラストを見るだけで組み立てられるのですが、星のビーズを金属棒に差し込む部分だけは、英語の文章を読みました。ビーズがはまる部分にだけ、金属棒に薄く両面テープを巻きなさいという指示です(意訳)。ビーズの穴が大きくて、金属棒に入れても留まらないものがあるので、それを留めるために両面テープをほんの少しだけ巻くのですが、文章の指定では3センチ程度と書いてあるのに、実際にはその量をかなり加減する必要があり、この部分もけっこう難しく感じました。

 さて……なんとか完成。
 下のオルゴールのねじを巻いて、動かしてみます。
 美しいオルゴールの音色が響いて、太陽系の星々が回転し始めます。
 うわー……とっても素敵☆
 大小6つもの歯車が連動して、太陽系の星がちょっと複雑な動きで回転するのです。
 ……これは要するに、よくある「舞台の上で音楽に合わせてバレリーナがくるくる踊る」オルゴールのバレリーナ部分が、太陽系モデルになっているわけですが……小さいオルゴールで、よくこんなにたくさんの歯車を回せるなーと感心してしまいます。わりとすぐに音は止まってしまいますが……(笑)。
 それでも音楽も動きもとても美しくて、自分で作ったパズルに癒されて……何度も動かしてしまいました。
 えーと、一応、これで組み立て説明書通りに完成はしたのですが、好きな色のビーズで組み立てられるように、ビーズが多めに入っていましたし、細い金属棒も余っていたので、「動く部分」以外の「動かない」外側の飾りの輪に、余ったビーズを飾りとして取り付けてみました(外側の輪には、まるで、そのためにあるような穴が二カ所空いていたので、そこを利用しました)。……箱の写真の完成図よりも、ちょっぴり華やかさが増しました。イイ感じです。
「星降る夜」というロマンティックな名前の、素敵な「回転する太陽系モデル」を作ることが出来る立体木製パズルのオルゴールです☆
 歯車の組み合わせ部分を合わせるのがちょっと難しいですが、とても美しくて素敵な木製パズルが出来上がるので、工作好きの方はぜひ作ってみてください☆
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