『木製パズル kigumi (キグミ) 古時計 ウォッチケース』
エーゾーン(Azone)
薄い3枚の木板(合板)シートにスリットが入れてあり、切り抜いて組み立てる木製パズルです。
とても綺麗に切り抜けるようになっていて、説明書の通りに板のパーツ同士を組んでいけばいいので、接着剤やハサミは必要ありません。
この「古時計ウォッチケース」は、難易度が★なので、作成時間約20分から25分のお手軽タイプ。初心者でも組み立てやすく、出来上がりサイズも小さめなので、贈り物にしても喜ばれると思います。
ただ……初心者向けではありますが、あまり力のない高齢の方やお子さまにはちょっと組み立てにくいかも。「接着剤なしでも外れない」ように型が出来ているので、はめ込むのにちょっと力が必要だからです。しかも板は結構薄いので、無理に押し込むと割れそうな気もします。きつ過ぎると感じる場合は、やすりなどで削った方がいいかもしれません。説明書には、「部品の接合がゆるい場合や、知からを加えすぎて割れてしまった場合は、市販の木工用ボンドで接着・固定してください。」と書いてありました。(なお本製品には木工ボンドは付いていません)。
ところでこの製品は、名前が「古時計ウォッチケース」というように、腕時計を収納することが出来ます。しかも文字盤部分を外せば、その部分から腕時計の文字盤を見せることも出来るのです! 古時計にはアンティーク時計っぽい文字盤が付いていますが、その部分を外して「穴」にすることで、そこから腕時計の文字盤を見せるのです(入れたい腕時計がない場合は、もともとの文字盤をそのまま使います。もともとの文字盤も素敵なデザインです)。
ベルトが切れてしまった高機能腕時計があったので、それを有効活用しようと思って、この木製パズルを組み立ててみました。男性用腕時計のサイズにぴったり☆ 一応、「ウォッチケース」なので、かなりきつめではありますが、何度も開け閉めできます。
とてもいい感じなのですが……文字盤部分だけが高級すぎて、なんだかべニア板っぽい木製部分がチープな感じに……(形はそれなりに素敵な古時計になっているので、値段が安い割にはとても見栄えがするものではあるのですが……)。
それでも全体の形はとても良いので、もしかしたらアンティークっぽい茶色塗装するとか、何かひと手間加えると、さらに素晴らしい置物に改造できそうな気がします。それも楽しそう……とは思いますが、改造するとケースがさらに開閉しにくくなるし、全体の色が白っぽい方が文字盤が見やすそうなので、やっぱり、このままの方がいいかも。
また、腕時計を入れると、上が重くなって不安定になるので、重心が下にくるよう、何か重いものをケースの下の方に入れたほうがいいと思います。
手軽に木製の置物を作ることが出来る、楽しい「木製パズル kigumi(キグミ)古時計 ウォッチケース」でした。このシリーズからはいろいろなものが発売されているので、お気に入りのものを見つけて工作(パズル)を楽しんでください☆
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