『みんなで筋肉体操』2019/9/11
谷本 道哉 NHK「みんなで筋肉体操」制作班 (著)
2018年夏、深夜の5分番組にも関わらず、放送直後からSNSで話題となり何度も再放送が繰り返され、「筋肉は裏切らない」が流行語にもなったNHKの「みんなで筋肉体操」の本（DVD付）です。
「ありえないほど物凄い筋肉の体操！」と話題になっていたので、健康オタク気味の私も「どれどれ」と番組を何気なく視聴してみて……なにこれ！ 絶対に無理！ と即座に思ってしまいました（汗）。その時は武田真治さんが腕立てをしていたのですが、筋肉体操の腕立ては「胸がつくまで深く下ろす」んです（涙）。その美しいフォームに感心はしつつも……（無理だ、これは）感しかしない……（苦笑）。
それでしばらく遠のいていたのですが（汗）、実は「筋肉体操」は一日たった５分でもいいということを知り、あの５分番組は「見本として５分だけやっている」のではなく、「あれだけでいい（一日分が５分で終わり）」ということだったのだと気づいて、「それは素晴らしい！」と、この本を購入してみました。たったの５分でも「時間を区切って存分に追い込む」ことで、筋肉を増強させられるのだそうです。
「時間を区切ることでゴールが明確になるので、限界まで力を出し切りやすくなります。この方法によって、筋肉が強くパンプアップすることが示されています。」
DVDの内容の半分以上は、ほぼテレビ放送と同じもので、シーズン1と2の16種目すべてが収録されています。
そして本の方には、「筋肉体操」のスゴさ、トレーニング・メニューの作り方、筋肉指導の谷本先生による筋肉Q&A、初心者向けのレベルダウン・トレーニング方法などが掲載されています。
よーし。それじゃ、やってみるぜ。早速DVDをかけてみて……うわー、やっぱりキツイ！
なぜなら「筋肉体操実践の基本はオールアウト！（＝できなくなる限界まで筋肉を追い込むこと）」。だから短時間でも、筋肉が悲鳴をあげてくれるのです（苦笑）
「各部位の筋トレ頻度は週２回もしくは３回を基本とします。理由としては、筋トレ後に筋肉で起こる炎症反応が収まるまでに２日ほどかかるので、休みを入れる必要があるからです。」
……つまり炎症が起こるぐらい強い運動をせよ、ということなんです。
現在は一日30分程度の強めのエクササイズ＋短時間の細切れ筋トレ＆ストレッチを心掛けていて、それでイイ感じに体調を保てている感じがあるので、この「筋肉体操」で、それが出来なくなるほど強い筋肉体操をやるかどうかは、実はまだ迷っています。
それでもこの「筋肉体操」は「短時間でも効果がある」のがすごく魅力的なので、これから、いろいろ工夫しながら、少しずつ取り入れていこうと思っています。本の中には、初心者向けに「シンプルコース（一日約２分！）」が設定されているので、これから始めてみようかなー、忙しくてエクササイズできないような日のトレーニングとして。
筋トレをしたいけど、仕事がハードでとにかく時間がないという方は、一日１分からでもいいので、「筋肉体操」を始めてみませんか？ 効率的に筋肉をつけたい方に、お勧めです☆
（ただし今まで運動をほとんどしていない、まったくの運動初心者の方には、これは、あまりにもハードな筋トレなので、お勧めしません。同じNHKの「みんなの体操」などの軽い運動から始めてください。）
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