『クリスマスのひみつ (もうひとつの研究所パラパラブックス)』2020/11/13
もうひとつの研究所 (著)
てのひらサイズの小さなクリスマスツリー絵本。パラパラすると、お家の中にモミの木が現われます☆ 大ヒットの「クリスマスの足音」に続くクリスマス絵本第2弾です。
いつもより少し大きめのパラパラ絵本。カバーケースは赤いリボンのプレゼント包装風になっていて、なんだかわくわくしてしまいます。
ぱっと開くと、大きなサンタさんが。そこからなんか小さな白いもの(小さなサンタの妖精さん?)が飛び出して……夜空を飛びまわって……レンガの煙突からお家に入り込むと……大きなモミの木が現れます!
このモミの木は、窓(穴あきになっています)の中に立っているので、最初に登場したときには、「わあ!」という驚きがありました。しかもちゃんと立体的になっていて、色もとても鮮やかで、最高に美しいシーンでは、サンタさんの橇が家の真上を通りかかっているので、これはサンタさんの魔法なのかも。
その後もモミの木のシーンが続いて、パラパラするたびに、よく見ると、モミの木の下の小さなプレゼント箱に入っているもの(中身)が見えるなどの細かい書き込みも。見つけると、なんか得した気分になります(笑)。
そして……レンガの煙突から、また小さな白いものがもぞもぞ出てきて……夜空に飛び去った後にはキラキラの軌跡が残り……夜空いっぱいにキラキラのMERRY CHRISTMAS☆
へー、面白ーい……でもこの白いサンタ妖精って感じのものは、いったい何だったんだろう? ともう一度ぱらぱらしてみたら、なんと、最初に登場したサンタさんのひげがポロっと取れたものでした。
しかも……本のカバーケースをよく見たら、次の文章が。
「ひみつなんだけどね……
「モジャンタ」っていうサンタのおひげはときどきポロッととれてしまうんだ。
とれたひげは「ヒゲンタ」になって、すてきなクリスマスになるおてつだいをするんだって!
でもね、もしもおうちにヒゲンタがやってきて、キミがそれにきづいても、きづかないふりをしてね。
だって、これはひみつだから……
あっ! いっちゃった!」
……白いサンタ妖精は「ヒゲンタ」って名前だったんだ(笑)。
てのひらサイズの小さなクリスマスツリー絵本です。クリスマスの小さな遊びとして、ご家族で楽しんでください。
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