『1日3分見るだけでぐんぐん目がよくなる! ガボール・アイ』2018/12/8
平松 類 (著)
表紙にあるような、なんだか「ぼやっとした」記号絵を、1日たった3分眺めるだけで、視力を向上させるという方法を教えてくれる本です。
しかもこの方法、「世界で唯一、科学的にちゃんと証明された方法」なのだそうです。「カリフォルニア大学をはじめ、世界トップクラスの研究機関で有効だと実証する試験結果が報告」されているのだとか。……そうか、ならば、やってみよう! というわけで1か月近くやってみました。
結果は……あまり視力が向上したとは感じられませんでした(汗、個人の感想です)。ただ、私の場合は近視だけでなく乱視が強いので、効果が出にくいのかもしれません。一応、本の帯には「乱視」にも効果があるかのようになっていますが、本の中では、主に効くのは「近視」と「老眼」のようでした。
それでも、今後も少しずつ続けていこうと思っています☆
なぜなら、方法が簡単だから。この本の中には「表紙の絵」のような記号絵のバリエーションが28日分あり、それを毎日、1ページずつ3分程度見るだけなのです。具体的には、記号絵の中から1つの記号を選んで、同じ記号を探すという絵探しクイズを3分~10分やるのです。これを続けていくと、「目」ではなく、脳の「視覚野」を刺激することで、視力が向上するのだそうです。
そのせいなのか、この1か月の間に3回ぐらい、急にいろいろなものの輪郭がくっきりと鮮やかに見えたことがあって、すぐに元の状態に戻ってはしまったものの、このトレーニングを続けると、視力が向上する可能性はあるのかも? とちょっぴり期待させられています。
それに、少なくとも視力が悪くはなっていないので、やっても「害はない」と感じています。
この本は、大半がこの視力回復トレーニング用の記号絵ですが、その他にも、「透かし見トレーニング」や「遠近ストレッチ」「ホット・アイ」などの簡単なトレーニング法が掲載されていて、それも参考になると思います。ちなみに、この「遠近ストレッチ」「ホット・アイ」は、すでに長年やっています。(こちらも効果があるかどうかは、よく分かっていませんが、少なくとも害はないので、続けています)。
さらに巻末には、近視用と老眼用の両方の視力検査表もついています。
ということで、個人的にはすごく効果を感じたわけではありませんでしたが(汗)、今後もしばらく続けていこうと思っているトレーニング法です。視力を回復させたいと思っている方は、一度、試してみてはいかがでしょうか。
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