『突然頭が良くなるIQパズル』2017/12/21
大人のパズル研究会 (著), 田中 昌司 (監修), 北村 良子 (その他)
パズルを楽しみながら、言語力、数学力、論理力、推理力、記憶力、発想力、認識力という7つの能力を磨くことができる本です☆
『突然頭が良くなるIQパズル』という、なんか都合がよすぎて胡散臭いタイトルですが(笑)、「はじめに」を読むと、「「突然頭が良くなる」という表現は科学的なものというよりは、本書のパズルを解き進めることで得られる実感であるとご理解ください。」と書いてありました……。まあ、個人的には、この本一冊で「突然頭が良くなる」なんていう実感を得ることは、とくにありませんでしたが(汗)、全体としては、なかなかよく出来たパズル集だと思います。
全体の構成は、次のようになっています。
Part1 言語力を伸ばすIQパズル
Part2 数字力を伸ばすIQパズル
Part3 論理力を伸ばすIQパズル
Part4 推理力を伸ばすIQパズル
Part5 記憶力を伸ばすIQパズル
Part6 発想力を伸ばすIQパズル
Part7 認識力を伸ばすIQパズル
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それぞれ10~15問ぐらいあって、全部で100問。制限時間も設定してあります。1分以内のものがほとんどなので、すごく難しいという問題はあまりなく、気分転換にちょっとやってみることが出来るような適度な難易度だと感じました(ただし制限時間は、かなり短く設定されているような気がしましたが……)。
個人的に不得意なのが「記憶力」を試される問題(汗)。この本の「記憶力を伸ばすIQパズル」でも、やっぱり「ああ~覚えられない~」という残酷な事実を突き付けられました(涙)。これらのパズルは、「数字」や「文章」を記憶した後、まったく別の簡単な問題を解いてから、記憶したものに関する問題を解く、というパズル。文章の方はそこそこ覚えられたのですが、数字の方はかなり苦戦。数字9つまでは、なんとかやりましたが、数字12個になると、そもそも記憶する気にもなれない……でも、今後はもう少し「記憶力」も鍛えた方がいいかな、と反省させられました(汗)。
こんなふうに、いろいろなタイプの問題があるので、自分の苦手ジャンルを見つけることが出来ます。それを鍛え直すよう努力すれば、「突然」ではなく「着実に」頭を良くできるかも……?
楽しく「脳細胞を活性化」させられるパズル本だと思います。お勧めです☆
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