『大人の脳を活性化! 頭のいい小学生が解いているヒラメキパズル』2014/8/22
松永 暢史 (著), 星野 孝博 (著)
『大人に役立つ! 頭のいい小学生が解いているパズル』の第2弾で、「ヒラメキ」を使うパズル集です☆
「ヒラメキ」パズルのいいところは、なんと言っても「ヒラメイタ!」ときの気持ち良さ☆ そして解くのに時間がかかる問題が少ないこと! ヒラメけば、すぐに解ける問題ばかりなので、ちょっとした気分転換にも最適です。しかも小学生でも解ける問題だと考えれば、手を出しやすいと思います(もっとも、この小学生はただの小学生ではなく、「頭のいい小学生」なのですが……汗)。
今回のパズルは、「反射型」「注意型」「想像型」「分析型」の4つの発想術を鍛えます。反射型は、過去の経験や記憶から直感的に答えをだすもので、注意型は、問題に隠された鍵を注意深く読み解くことで答えをだすもの、想像型は、知識や経験でつなぎ合わせたイメージを膨らませて答えを出すもの、そして分析型は、問題の中から見つけ出したルールをもとに答えを出すものだそうです。
これらの問題は難易度が高すぎないので、子供の発想力を鍛えるだけでなく、大人の脳トレとしても使えると思います。解いていくにつれ、さまざまな角度から問題を考えることが出来るようになり、脳が活性化される感じがして、楽しくなります☆
問題の一部には、小学生より大人が解く方が難しいと感じるものもありました(小学生だと身近でも、大人にはすでに身近ではない単語もありますから)が、ヒントがありますので、難しいと感じたら、カッコつけずに素直にヒントを読むと、解答にたどりつきやすいと思います。
またかなり難問だと感じた問題61の解答方法の説明が、一部違っていたように思います(解答の答えは正しいと思います)(単行本版(2014年8月28日初版第一刷発行)のもの)。この記事の末尾で、違う解答方法を紹介しますので、参考にしていただければ幸いです(ネタバレを避けたい方は、記事末尾を読まないでください)。
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(ネタバレ:問題61の解答方法の説明では、「原稿用紙のマス目の左上から右上へそのまま文字をいれていきます」とありますが、この方法では解答にたどり着けないように思いました。「問題文の左上から、4文字目を1文字ずつ拾って原稿用紙のマス目に入れていき、最後まで行ったら、問題文の先頭に戻って、左上から、今度は残った文字の3文字目を拾って原稿用紙のマス目にいれ、もう一度先頭に戻ったら、残った文字の2文字めを、最後に先頭に戻ったら、残った文字を拾って原稿用紙のマス目に入れる」いう方法で、解答するのではないかと思います)