『パズルコレクション改訂版(1) 2017年 3/1 号』2017/2/15~
立体パズルとマガジンがセットになった雑誌シリーズの創刊号です。
TVのCMを見てとても欲しくなり、すぐに書店に買いにいきました(笑)。(大人気で、すぐに売り切れてしまったようですが……。)創刊号は499円(税込)とすごくお買い得。この価格で、なんと木製の立体パズルまでついています。
創刊号の場合は、すこし大きめの箱に、組み立て後の木製パズルが1個と、薄い雑誌が入っていました。
木製パズルは手のひらサイズで、「キューブの中のキューブ」。小さいT字型ピースを、キューブ状にぎっしり組み合わせるという立体パズルです。
雑誌の方には、1)コレクション(木製立体パズル)、2)パズルとゲームの基本、3)パズルとゲームの歴史、4)パズルにクレイジー、5)実験ゲームという5つのカテゴリーで、それぞれの記事が数ページ掲載されています。その他、これからのパズルシリーズの予告と、定期購読の案内も掲載されていました。
このうち「4)パズルにクレイジー」が意外にも(?)とても充実した内容で、魔法陣やナンプレなどの数字パズル、論理パズル、図形パズル、漢字パズルなど、種類もバラエティに富んでいます(全問にきちんと解答もついています)。適度な難易度のものが多くて、すごく楽しめました。また「5)実験ゲーム」は、科学的な内容のものだったので、勉強にもなりました☆ 今回のものは2種類で、身近なものを使って自宅で簡単に実験できそうなものばかりで、解説も分かりやすかったです。
そして立体パズルの「キューブの中のキューブ」は、木製なので手触りもよくてプラスチックのパズルよりは高級感があり、これが付属していて499円というのは、本当に信じられないぐらいお買い得です。もっともこれは創刊号だけの特別価格で、第2号は、1,099円(税込)の特別価格、そして第3号以降は通常価格1,699円(税込)になるようです。通常価格1,699円(税込)でも、今回と同レベルの木製の立体パズル+パズル本ならば十分満足できる価格だと思います。
とは言うものの……実はこの先も買い続けるかどうかは迷っています。というのも……立体パズルが苦手だからです。パズル自体はすごく好きなのですが、気分転換程度にやるのが好きなので、長時間かかるパズルは苦手、というか、やる時間がそもそもないのです(汗)。そして立体パズルは、たいてい組み立てに長時間かかるものですよね……(汗)。
しかもこのパズルシリーズ、「最終号は120号の予定」だそうなので、全部で120個もの苦手な「立体パズル」を集めることになってしまいます。うーん……時間と場所がなあ……。もっとも「もし商品にご満足いただけない場合は、いつでも契約解除が可能」なようですが。
えーと……迷いはありますが、少なくとも創刊号は「素晴らしい」の一言に尽きました(笑)。
なお創刊号には、残念ながら、木製パズル「キューブの中のキューブ」の解答はありません。答えは「次号で」と書いてありました(笑……まあ、そうですよね)。でも幸い、創刊号についていたのは「組み立て済み」の木製パズルなので、「次号を買う予定はないが解答無しで組み立て直せるかどうか不安」な方は、ばらす過程をデジカメで撮影しておくと安心です(笑)。もっとも「キューブの中のキューブ」は難易度もあまり高くなく、創刊号の雑誌に掲載されている見本写真も参考にできるので、解答がなくても組み立て直せると思いますが……。
ところで創刊号の立体パズルは、下に厚紙が貼りついたプラスチックのケースに入っていて、厚紙部分を破壊して取り出すようになっていました。このプラスチックケースを捨てずに保存しておくと、立体パズルを組み立てた状態で保存しやすいと思います。組み立て直して遊んだ後は、またプラスチックケースにいれて、全体をジッパー付ビニール袋などに入れておくと良いのではないでしょうか。
このシリーズは、立体パズル好きの方には、夢のような木製パズルコレクションだと思います。詳しい内容を知りたい方は、「3DPuzzle.jp」という専用サイトがあるので、是非ご覧ください。