『パズルノート 世界の危機は手の中で』
ニコリ (著, 編集)
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いろいろなパズルを解きながら、大きな謎を解き明かす「パズルノート」。イラスト付のストーリーに沿って、さまざまな種類の謎が提示され、それを解いていくことでストーリーが進んでいく本です。
この『世界の危機は手の中で』はその第3弾。人工知能によって危機に陥った世界を救うため、決死のパズルにチャレンジ!という話です。
実を言うと第1、2弾をやっていないので、これが初挑戦だったのですが、とても楽しめました。話が連続している訳ではないようなので、パズルノートシリーズの第1、2弾をやっていなくても、この本だけでパズルを解くとこが出来ます。
でも……パズル好きの私でも最後の問題がかなり難しくて、全ての謎を解き明かすのに骨が折れました(汗)。最後の謎までは、「適度な難易度だな」という感じで単純に楽しめたのですが……。
ということで、とても面白かったのですが、すべての人に勧められるかというと……ちょっと躊躇せざるを得ません。というのは、この本のパズルには「答えは掲載しません」と書いてある問題がかなりあり、そこに不満を感じる人がいるのではないかと思うからです。しかも、難易度が高めの問題ほど、答えが掲載していないことが多いように感じました。最後の謎には、それまでのすべての問題に正解を出していないと、なかなかたどり着けないので、最後の謎に至るまでの答えは、すべて掲載しておいた方が良いのではないかと思うほどです。そうでないと、とても普通の人に勧めることは出来ないと感じました。
それなのにこのサイトで紹介しているのは……パズル好きの方なら、とても楽しめる本だと思うからです。
この『世界の危機は手の中で』の最後の謎を解いた人は、キーワードをニコリのサイトに入力すると、物語のエピローグを読むことが出来ます……が、期間限定で、2016年4月までとなっています。でも2016年の7月でも、ニコリの出版物ご案内のこの商品のページから特設ページに入れて、キーワードを入力することで読むことが出来ました。第1弾、第2弾のもまだキーワードが入力できるようなので、期間が終了していても諦めなくても良いかもしれません。
さて、かなり難しいと感じた最後の謎について、ネタバレはしたくありませんが、ここで、ちょっとだけヒントを(自力で解きたい方は、この先を読まないで下さい)。
・最初の文章から、この謎を解くためには美術館パズルを使うことが分かります。
・ここまでのすべての答えを使います。
・おまけページの美術館パズルを解くと分かりますが、照明は数字の横に置くものだけではなく、数字のない黒マスの脇に置くものもあります。
・最終的なキーワードを得るためには、他のページも見る必要があります。
……そしてニコリのサイトで、この「キーワード」を入力すると、エピローグだけでなく、本書に非掲載だった謎の答えも読むことができます(でも全部解答しないとここに辿り着けないので、再確認の意味しかありませんが……)。また壁紙のプレゼントもダウンロードできます。
すべての人に勧められる本ではありませんが……パズルに自信のある方は、挑戦してみてください☆

『パズルノート 丘の上のひみつの学校』 2016/5/10
ニコリ (著, 編集)
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いろいろなパズルを解きながら、大きな謎を解き明かす「パズルノート」の第5弾です。
今回はとある学校が舞台です。新入生のソウタが、探偵部への勧誘パズルを解いていくうちに、さまざまな謎に遭遇する……という内容で、今回も「橋をかけろ」「ナンバーリンク」「クロスワード」など、いろいろな種類のパズルを解くことができて楽しめます。今回の謎は、全体としては難易度がそれほど高くないような気がしました。
ただし……暗号がすごく難しい。そして今回も17問のうち6問が「答えは不掲載」になっています。(なお、Question12の問題の一部が間違っているような気がするのですが……(汗))
……ということで、今回の本も、すべての人にお勧めできるわけではなく、パズル好きの方にだけお勧めしたいと思います。
今回の本は、パズル問題以外でも、「暗号」とか、採用担当者の名前は何かとか、同じ部屋のイラストの一部に違いを見つけることが出来るとか、いろんな隠し技が潜んでいて、それを見つけると、なんだか「自分だけの秘密を発見」した気分になって少し嬉しくなります(笑)。
なお、この本の特設ページの公開は、2018年4月までです。