『わちふぃーるど 四季の絵ばなし (中公文庫―てのひら絵本)』
池田 あきこ (著)
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わちふぃーるどのたくさんの絵本の原石をまとめた短編絵本集です。じっさいに他の本の原案となったものの多く、その最終絵コンテ集という感じです。
ほぼ全ページに線画のイラストがあり、お正月からハロウィンまでのなんと16もの話が入っているので、これを読むだけで、わちふぃーるどの世界にどっぷり浸れます。
最初のお話は、お正月の「スカンクの悪だくみ」。お正月なのに、いきなりわちふぃーるどっぽさ全開の、ちょっと怖いところもある面白話。最後に、気持ちよくあいさつを交わすダヤンとスカンクにも、くすっ☆とします。
そして、春一番の風小僧とかけくらべ、夏といっしょにダヤンの誕生日が来て、秋はハロウィンをみんなで祝って、寒い冬にはストーブでぬくぬく……線画イラストで綴る、小さくてもピリッと不思議面白い話たち。うさんくさい暖かさで満たされます。楽しいけど……油断するなよ☆
なお、お話のタイトルは次の通りです。
「スカンクの悪だくみ」、「りこうな手紙」、「みんな猫になる」、「ピノキオの左足」、「風小僧」、「ロック鳥の卵」、「いちご摘み」、「アラルのシーボーズ」、「ダヤンの誕生日」、「月のおばさん」、「スリックさんのゆううつ」、「ハネムーン・ドロップ」、「ウィザーローク」、「フォーンの森」、「靴屋のマント」、「ハロウィン」