『イタリアへ行こう―ダヤンのスケッチ紀行 (中公文庫―てのひら絵本) 』
池田 あきこ (著)
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池田あきこさんのイタリアでのスケッチ紀行です☆ これは、絵本や児童書ではありませんが、イラスト満載の本(カラーのスケッチ紀行第三弾)なので、ここで紹介させていただきます。
池田さんがイタリアへ行くのは今回で6度目だそうで、このスケッチ紀行の中には、ローマでベスパに乗った時に怖い目にあった話や、ボローニヤの絵本フェアなど、以前の旅行の話も散りばめられています(ボローニヤの国際絵本原画展に関する情報などもあります)。
バスの窓から見えたトスカーナのひまわり畑に翌日タクシーで行ってみたり、プロチダ島の高台で、レモンを味わいながらレモンの木を描いたり……あいかわらず池田さんはアクティブな旅をしています。
「マルティナフランカからオストゥーニへのバスの窓から見える光景を眺めているうちに、この辺の田舎に泊まって自転車で走り回りたいという気持ちがふつふつとこみあげてきた」ということで、早速オストゥーニのインフォメーションで、その願いを手真似(絵つき)で訴えて、ちゃんと実行してしまうところが本当にスゴイ☆ イタリア一人旅なのに、オリーブ畑の間の赤い道を自転車に乗って、アドリア海の浜辺まで行ってしまいます。
こういう旅の記録に添えられているのが、現地を描いたイラストやダヤンのイラストで、イタリア旅の状況がいきいきと伝わってきます。
巻末には、シチリアで宿のマンマに教えられた料理のレシピ付き☆ 色んな意味で美味しい、イタリアのスケッチ紀行です。
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この本には、加筆を加えた新しい本『ダヤンの絵描き旅 イタリア』もあります。