『ダヤン、ふたたび赤ちゃんになる (DAYAN’S COLLECTION BOOKS)』
池田 あきこ (著)
小さな絵本のシリーズ「DAYAN’S COLLECTION BOOKS」のなかの一冊で、猫のダヤンが赤ちゃんにもどってしまう不思議な一日を描いています。
黒い恐い夢からやっと目覚めてダヤンはびっくり。なんだかいつもと様子がちがいます。
「コレハヘンダゾ」
つぶやくその声もミャーミャーとかん高くまるで赤ん坊のよう…。いったいどうしたのでしょう?
ダヤンは、またまた誰かに年を盗まれてしまったのでした。
プディングを持って訪ねてきた友達のうさぎのマーシィはそれを見て、
「魔女のしわざね。よーし、見てらっしゃい」
と、カシガリ山をいっきに駆けのぼって、三人の魔女にダヤンの年を返してもらおうと迫ります(魔女たちは、以前、ダヤンの年を盗んだことがあります)。
でも今回は、魔女の仕業ではありませんでした。
それでは誰が? マーシィの探索が始まりました……。
今回の絵本も、とても面白くて、暖かい友情も感じられるお話です。
そして何よりも、赤ちゃんのダヤンのイラストが、とっても可愛いです☆