『おとなの箸袋おりがみ』
アエパパ (著)
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レストランなどで出される割り箸についている箸袋を使った折り紙の本です。
レストランでテーブルに座って、水を出されて注文して……その後、料理が来るまでが暇なことって割とありますよね。そんな時、テーブルに、箸袋に入った割り箸があれば、それで箸袋折り紙を作ると「間」がもちます。っていうか、話題になって盛り上がれます。(一人の場合でも楽しく暇つぶしが出来ます)。
しかも作った折り紙は、料理が来た後には「箸置き」として使えます☆
会社の忘年会やホームパーティの前に、この本でやり方を覚えておけば、ちょっとした話題作りに役立てられること間違いなし。
特に、本の表紙にある「王冠」と「孔雀」(長い箸袋を使って折ります)。「ネクタイ」(短い箸袋を使います)は、意外に簡単に折れるので、覚えておくと、さまざまなシーンで便利に使えると思います☆
箸袋折り紙の作品は、「王冠」「孔雀」「宝船」「小箱」「飛行機」「ヘリコプター」「ダックスフント」など23種類。ネットでよく見る「orz」(悲しみのポーズ)もあります。これは短い箸袋を使うのですが、難しいのは丸めた頭を留める楔の部分だけなので、そこを覚えておくと、あとは簡単に作れると思います。
本には、最初に「おりがみ記号と基本の折り方」のページがあり、谷折り、山折りだけでなく、中割折り、かぶせ折り、段折り、つまみ折り、引き寄せ折り、沈め折りが書いてあるので、それを参考に折り紙を作りましょう。難易度の高いものは、出来上がり見本の写真と、作例イラストを見て、何度か試作してみる必要があると思います(汗)。
難易度は「かんたん」から「むずかしい」まで設定してあり、「かんたん」難易度でも「王冠」「孔雀」など見栄えのするものが出来ますので、とても楽しめると思います☆
最後には、おまけとしてペーパーナプキンを使った折り紙作品3種(「キノコ」「サンゴ」「バラ」)の作り方も紹介されています。特にこの「バラ」は素敵なので、難易度はちょっと高めですが、パーティの時にみんなで作ると、それだけで「間」が持ちそうです(笑)。 ホーム・パーティの前には、この本とペーパーナプキンを用意しておくと、話題が途絶えてシーンとしてしまった……という困った状態を救えそうな気がします(汗)。