『折りCA(おりか) 』
コチャエ (著)
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見て楽しく、折ってさらに楽しい折り紙カードブックです。
薄手の葉書ぐらいの厚みのページに表面はカラー、裏面はモノクロ印刷されています。表面は、この本の表紙のような感じで、右側の正方形に折り紙になる模様が印刷され、残りの細長い部分に作品名と出来上がり見本があります。そして裏面は、正方形の裏側部分が折り目や模様のガイドライン、細長い見本部分の裏側が折り方説明のイラストになっています。
折り紙作品は、表紙のアカゴイや法被など、和風のオブジェのような折り紙が16点。折り紙としてはすごく簡単に折れるのに、色鮮やかで和風ポップな模様が印刷されているので、見栄えのする作品がすぐに出来ます。薄手の葉書のような、コシのある厚紙で出来ているので、折るのはちょっと指が痛くなりますが(汗)、存在感のある作品になります。
裏面は白紙部分が結構あるので、何かメッセージを書くこともできそうですが、誰かに贈る場合は、「裏を見てね」と言わない限り、気が付かれないかも(汗)。きちんと作品になっていると、もとの四角い折り紙に戻そうとは思わないかもしれないので、裏面が見えないことがありそうです。
折り紙やペーパークラフトが好きな人には、作品に仕上げずに、ページを切り取って(説明書きごと)贈った方が喜ばれるかもしれません。それなら裏面もすぐ見えますし。ただしページは定形封筒には入りきらないサイズなので、郵送する場合は定形外に入れるしかありませんが……。また折り紙作品に仕上げても、定形封筒に入らないものもあるようです。
なお、本の後ろに、練習用紙として無地の紙(正方形の折り紙が切り離せるようになっています)がついているのですが、そんなに難しい折り方が必要な作品はないので、出来れば、まったく無地の紙8枚よりは、前半の16作品中の中から数枚を「練習用」としてつけて欲しかったなと思います。
さて、一枚の折り紙から三次元のモノを作り出す折り紙は、場所を選ばず、たとえ言葉が通じなくても、「紙と人」とのコミュニケーションツールとして活用できます。
折り方説明は日本語でしか書いてありませんが、折り方がイラストで描いてあるので、外人への贈り物にも出来るのではないかと思います(一部は英文で記述されています)。
またミシン目で切り離せば、すぐに折りはじめられるので、入院している友達へのお見舞いに使うのも良いのではないかと思います。