『アートパズルで大人の脳活性100問ドリル (Gakken Mook) 』
学研パブリッシング (編集)
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アート作業系パズルのみで構成した脳の活性パズル本です。パズル自体はとても簡単に解けるものが多いので、パズル好きには物足りないかもしれませんが、パズル初心者の脳トレとしては、とても楽しめると思います。
知識・記憶に頼らないパズル集というのがコンセプトで、「まちがい探し」や「点つなぎ」などの注視・選択系のパズルや、「塗り絵」パズル、「なぞり書き」など、バラエティに富んだ18種、100問のパズルが収録されています。このうち、「なぞり書き」はパズルではありませんが、手を使って作業をするので、脳の活性化にも役に立つと思います。「目」と「手」を使うと、それだけでも脳に刺激を与えられます。
基本的には知識・記憶に頼らないパズル集ではありますが、知識がまったく必要ないというわけではありません。やってみて一番難しかった「分割漢字あて」は、四字熟語を知っていないと、解答が困難だと思います(汗)。また、問題75のサイコロ展開図では、イラストか解答のどちらかが間違っているようです(2013年3月15日発行版)。
それはともかく、この本は、「カラープレイス」や「選択ぬり絵」のような珍しいパズルも含まれているなど本当にバラエティに富んだ内容で、飽きずに続けられると思います。