『16万人の脳画像を見てきた脳医学者が教える「脳を本気」にさせる究極の勉強法』2017/7/14
瀧 靖之 (著)

最先端の脳研究から見えてきた「大人の勉強法」を教えてくれる本です。
脳医学の観点から見ると、大人になってからも「脳を成長」させることができるのだそうです。しかもコツさえつかめば、何歳になっても脳の成長はとどまるところを知らないのだとか。このコツとは、ずばり「好奇心を抱き続けること」。そして、いつも、1)腹八分の食事、2)十分な睡眠、3)軽い運動を心がけること。
実は、脳はもともと「勉強が好き」な性質を持っているそうで、それをうまく活かす方向にもっていけば、効率よく勉強を続けることが出来るそうです。
そして「机に向かってすぐ集中するための脳の「準備」」としては、勉強しやすい環境をつくる、やさしい教材で楽しく学べるようにする、などの方法があるのだとか。……ごく普通の方法のようですが、脳科学的に「勉強時間の賢い組み立て方」をするには、「朝に思考やアイデア系の勉強をして、寝る前に暗記系の勉強」をすると良いなど、科学的知見に基づいたコツをたくさん教えてくれるので、すごく説得力を感じました。
さらに参考になったのが、「脳が本気になる大人の勉強テクニック」。学習効果が格段に上がる3ステップとして、次の方法を教えてくれます。
1)全体像や流れをおさえる(年表や地図を活用)
2)重要なことだけをまず勉強する。これを数回繰り返す
3)細かい内容を一つ一つおさえていく。

そして集中力や思考力を高めるコツは、「時間」や「場所」を上手に活用して、自分に条件づけをすること。つまり「習慣」にしてしまうことなのだとか。
……全体としては、一般的な「効率よく勉強する」「健康を保つ」方法とほとんど変わらなくて、「究極の勉強法」としての目新しコツがあるわけではなかったのですが(汗)、これらは長く支持されてきた方法だけに、安心して実行できるものばかりだったとも言えます。それに「脳科学的裏付け」を与えてくれたという意味で、とても参考になりました。
さて、「趣味やボランティア活動に夢中になって取り組んでいる人というのは、いくつになっても相対的に若い脳を持っている。いくつになっても夢を語れる」のだとか。わりと多趣味で、何にでも好奇心を持ってしまう私ですが(汗)、今後も「楽しく」いろんなことに挑戦していきたいと思います(笑)。
勉強の仕方がよく分からない、記憶力が衰えてきたと感じている大人の方は、ぜひ読んでみてください☆