『和書:おはなしデコボコえほん さんびきのこぶた』2015/7/1
グザビエ ドゥヌ (著), Xavier Deneux (原著)
「さんびきのこぶた」のお話が、凸凹のついた挿絵で読める絵本です。丈夫な軽い厚紙で出来ているので、幼い子どもでも安心して凹凸をさわって楽します(右ページと左ページの凸凹は、ページを閉じると上手く重なるようにデザインされています)。凸凹付のしかけ絵本ですが、かなり乱暴に扱っても、あまり壊れないのではないかと思います。
「さんびきのこぶた」のお話になっているので、幼い子に読み聞かせしながら凸凹を触らせると、適度な刺激になって子どもたちも飽きずに楽しめるのではないでしょうか。話も長すぎず短すぎず、読み聞かせにちょうどいい長さだと思います。
色彩も鮮やかで、絵柄もシンプルで可愛いので、贈り物にしても喜ばれると思います。とっても可愛いですよ☆
・表紙:3びきのこぶたと家とタイトルが凸凹になっています。
・1~2ページ目:左ページ:別れを悲しむお母さんぶた。右ページ:離れていく3びきのこぶた(右ページが凸、左ページが凹なので、ぴたっと閉じられます……以下、同様の構造になっています)。
・3~4ページ目:左ページ:一番上のこぶたの黄色いわらの家。右ページ:二番目のこぶたの茶色い木の家。
・5~6ページ目:左ページ:遊びにいってしまうお兄さんたち。右ページ:赤いレンガの家をたてる末っ子のこぶた。
・7~8ページ目:左ページ:オオカミに吹き飛ばされる黄色いわらの家(上半分)。右ページ:黄色いわらの家(下半分)と一番上のおにいさん。
・9~10ページ目:左ページ:オオカミに吹き飛ばされる茶色い家の板。右ページ:吹き飛ばされた茶色い家と兄さんたち。
・11~12ページ目:左ページ:オオカミが吹き飛ばせない赤いレンガの家。右ページ:レンガの家の煙突から滑り降りるオオカミ。
・13~14ページ目:左ページ:得意そうな末っ子こぶた。右ページ:熱いナベの中に落ちてしまうオオカミ。
・15~16ページ目:左ページ:赤いレンガの家。右ページ:赤いレンガの家で仲良く暮らす3びきのこぶた。