『トヨタの片づけ』2013/11/12
OJTソリューションズ (著)
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読んだ後、すぐに自分の周囲の環境を片づけたくなる本です☆
カイゼンで世界的に有名なあのトヨタが、「片づけのやり方」を実践的に教えてくれます。それも片づけの心構え(片づけはなぜ必要なのか、どんな効果を生むのか)から、実践的な方法(線を一本引く、見えるようにする)などまで、とことん教えてくれるのです! なにしろ世界的に業績をあげている会社の教えですから、読む前からすでに「きっと役に立つだろう」という信頼感があるのですが、ページをめくったとたん、本の読みやすさにもすぐに気づかされます。本のレイアウトや内容も、とても片づいています(笑)。
著者は、まず「片づけ」のメリットを示します。片づけをすると、スペースが節約できるだけでなく、時間のムダ、間違えることによるムダ、取りにいくムダを減らすことも出来るのです。
次に、そのために行っているトヨタの「整理術」をとても具体的に教えてくれるのですが、まず心構えから入ります。これがとてもためになる、というか、これこそが「トヨタの片づけ」の極意なのでしょう。
それは、「捨てる判断基準を持て」ということ。例えば「「いつかは使う」ものは、期限をもうけて処理せよ」というのです。でもこれは実際にやろうとすると、精神的にかなり厳しいものがあります(汗)。なにしろ、まだ使えるものでも、高価なものでも、「すぐに使わないものは捨て」なければならないのですから。
また、「人を責めるな。「しくみ」を責めろ」とも教えてくれます。たとえば不要な在庫の原因が発注ミスだと発覚した時には、それを捨てるだけでなく、発注ミスが起きないよう対応策を作ることが大事だというのです。
続いて、具体的な片づけや整理の方法に入ります。
・いらないもの探しは窓ぎわから始めよ
・必要なものを必要なだけ持つ
・モノの置き場は「人の動き」で決める
・「見よう」としなくても「見える」が大事
などなど、本当に役に立つ作業方法をとても実践的に分かりやすく教えてくれるのです(これ以外の方法もたくさんあります)。
そして最後は、「トヨタ流片づけが「習慣化」する方法」。片づけを一過性のものにせず、毎日の習慣にすることで、はじめて職場の整理整頓は完成するのです(汗)。
……ということで、まずは身近なごみを捨てて、よく使う文房具を取りやすくし、いつか読もうと思っていた本は、いったん本棚に戻すことにしました。
よーし。この勢いで、もっと、どんどん片づけていこうっと……さてと……あれ? 10年前に買ってから一度も開いていない本があるなあ……うーん……、まあいいか、明日から、本気出そーっと☆(……こうして「トヨタの片づけ」の理念を身につけるのが、いかに困難かを実感します(汗))