『近藤典子の「片づく寸法」図鑑 モノと人のサイズから考える賢い収納術』2013/12/20
近藤 典子 (著)
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これまで2000軒以上のお宅を片付けてきたという収納の第一人者、近藤典子さんが、モノとヒトのサイズの観点から、賢い収納術を教えてくれる本です☆
といっても、「不要なものは捨てましょう」という心構えとか、「クローゼットの中は100円グッズを使ってこのように仕切りましょう」などという具体的な方法を教えてくれる本ではありません。収納の使いやすさを根本から考えた本で、玄関にはどのような大きさの棚があると、うまく靴を収納できるかとか、台所には置くべき棚の大きさと配置の仕方など、その場所で人は何をするかを考慮して、使いやすい収納サイズを教えてくれる本です。
すなわち、すでにある家具の使いにくさに悩んでいる方向けというよりは、新しく家を建てる人やリフォームを考えている人、家具を新しく買おうと思っている方に、とても参考になる本です。
モノにあった収納スペースを考えれば、収納スペースの無駄がなくなり、モノの使い方や作業導線を考えて収納すれば、ストレスの少ない快適な生活が送れるようになります。……それは分かっていても、最適なサイズってどんな大きさ?と迷う人は多いのではないでしょうか。この本では、収納のプロの近藤さんが、台所やリビングなどの場所ごとに具体的なサイズを教えてくれます。
ただしこの本には、風呂場とトイレのサイズが書いてありません。そうか……風呂場とトイレにはあまり収納がないからか……とは思いましたが、できれば、風呂場とトイレのサイズも教えて欲しかったなと思いました(汗)。それは望み過ぎかもしれませんが……。
それはともかく、さすが収納のプロが書いた本だと思わされたのは、無駄な記述がほとんどないこと(笑)。分かりやすい図解やイラスト満載で、必要な記述の要点が、整理して簡単にまとめられています。無駄な記述がないので、読みやすいだけでなく、後から「リビングの収納に最適なサイズってどれぐらいだっけ?」と調べたい時に、サッと必要な項目を探し出せます。これこそが収納の極意ですよね☆
とても参考になるので、家の新築などを考えている方は、設計する前に、ぜひ一読してみてください。