『家づくりの常識・非常識―頼んでから完成まで』2009/9
小林 高志 (著)
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家づくりに関する、さまざまな疑問について解説してくれる本です。
家を建てるのには巨額の費用がかかるので、とくに「家を建てるのには、いくらかかるの?」ということを知りたいのではないかと思います。この本では、建築費の目安をどのように建てるかについて、一級建築士の小林さんが、ご自分の事務所の数字で具体的に説明してくれます。
例えば、業界の常識で建築費に含めないものには、カーテンや家具などの備品や、古い家の解体作業の他、門・塀・カーポートなど家の外のものがあるそうです。また建築費の中に含まれるかどうか曖昧なものもあり、ガス工事、電話、TVアンテナ、照明機器、冷暖房などは、含む含まないの基準が業者によってばらばらだそうです。
このように建築費用の目安についても、とても具体的に教えてくれます。
そして標準レベルの家をモデルケースに、基礎や土台、構造材から各部屋の仕上げ方、設備機器などを具体的に設定した場合の価格をそれぞれ示してくれます。
さらにショールームに行くと、もっと良いものが欲しくなって工事費が高くなってしまうこともある、というようなことまで消費者目線で教えてくれるので、すごく実践的に役に立ちます。(ちなみにショールームに行くときは、事前に、十分にカタログで決めておき、原則その方針を崩さないで現物を見て、「やっぱり高い方に変えたい」と決めておいた方針を変えるときには、衝動買いではないかともう一度自問すると良いそうです。)
えーと、実際には家を買う予定はまったくないのですが(汗)、もしも家を買う時には、この本(の最新版)をよく読んで、後悔のないように決めたいと思いました。一生に何度も買えるようなものではないですから……。将来、家を買う予定のある方は、参考にしてみては、いかがでしょうか。