『こうして、思考は現実になる』2014/4/21
パム・グラウト (著), 桜田直美 (翻訳)
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「引き寄せの法則」「思考は現実化する」ことを、簡単にできる9つの実験で、目に見える形で証明してみせる本です。
思考は現実化するとは、「強く願えば、それはかなう」ということですが、たいていの人はそれを知っていても、「知っているだけで、実は信じていない」のだそうです。うーん、確かに……(汗)。
この本は、「知る」ためではなく、48時間以内に「体験する」ための本なのだそうで、人生に奇跡を起こすことが出来ることを確かめる9つの実験方法が掲載されています。
また、思考を現実化するエネルギーを、この本では、FP(可能性のフィールド(フィールド・オブ・ポテンシャリティ))と呼んでいます。FPは私たちの身の回りに無限にあるそうで、私たちはまだその利用方法を知らないだけだと言うのです。
ところで、正直に言って私自身は、こういう「スピリチュアル」系の本を読むと、反射的に「怪しい……」と身構えてしまうタイプの人間です(汗)。それで、この本も100%信じて読んだわけではありません。
でも世の中には、まだ科学で解明しきれていないものもあることも事実なので、いわゆる「オカルト」や「霊」も否定してはいません。これらについては、今後、科学で解明される可能性もあるものだと「保留状態」に置いています。だからFPの存在もまた否定はしません。利用できるものは、何でもうまく利用したいと考えています(笑)。
本の内容をすべて信じる必要はないと思いますが、害にならない程度に信じてみると、人生を好転させることも出来そうだと感じました。少なくとも「プラシーボ効果(偽薬効果)」は期待できそうだからです。
またこの本では、神様に関して、「神は選ばれた者の願いだけをかなえる」「神は苦しんだ人に報酬を与え、自分を犠牲にする人を特にかわいがる」「神は厳しい要求をする存在だ」などと思うのは勘ちがいだと断言しているので、「神様」に何かを捧げる必要もなく、信じてみても、金銭的損失も発生しないのではと思います(笑)。
それでも読む前は、「実験として小さな願い事をたくさんすることで、自分の幸運を使いきってしまうのもなあ」なんて思わず危惧してしまいましたが、安心してください、「FPには無限の力がある」そうです(笑)。
心を「愛」や「ポジティブ」に向けていると、周囲のFPのエネルギーが集まってきて、「思考を現実化」できる……信じてみては、いかがでしょうか(笑)。

『こうして、思考は現実になる(2)』2015/1/7
パム・グラウト (著), 桜田直美 (翻訳)
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ベストセラー『こうして、思考は現実になる』の続編です。今回も、新たな9つの実験が紹介されています。前作とは違う実験ですが、基本的には前作と同じで、「自分を信じて周囲を愛すれば、思考は現実化する」という内容です。
個人的には、「奇跡を起こす6つの思考パターン」と、「もっとも信じてはいけない、12個の「嘘」」がとても参考になりました。
まず「奇跡を起こす6つの思考パターン」とは、
1)「~をしなければ」を「~できる」に変える
2)「どうしようもないよ」を「他に何ができるだろう?」に変える
3)「なぜ私はこれができないの?」を「もし~だったら?」に変える
4)「いつも足りない」を「すべてのものは無限にある」に変える
5)「難しい」を「簡単だ」に変える
6)「私は孤独だ」を「私はすべてとつながっている」に変える
の6つで、問題を解決する方法は、まず「自分には問題がある」という考えを捨てることだそうです(笑)。
また、「もっとも信じてはいけない、12個の「嘘」」の方は、次の通り(→以降は「嘘」への対処法)です。
1)世界は恐ろしい場所だ
→恐れるものはなにもない
2)人生が私を振り回す
→人生は私の中から生まれる
3)何かが起こる、ゆえに気分が悪くなる
→喜びこそが自然な状態だ
4)神は自分とは別の存在だ
→神は自分の中を流れる愛にあふれたエネルギーだ
5)物事は善と悪、白と黒にはっきり分けなければならない
→私の役目は創造することであって、批判することではない
6)われ思う、ゆえにわれあり
→私の考えることはだいたいにおいてどうでもいいことだ。すべての思考ではなく、ある思考にエネルギーを注ぎ込む
7)苦しみなくして向上なし
→苦しむ必要はない。私たちは何もしなくていい
8)自分の失敗を直視し、問題を具体的に列挙して、自分を向上させるのは大切なことだ
→私はすでに欲しいものも必要なものもすべて持っている
9)私とあなたで、世界を相手に闘っている
→宇宙は私の味方だ
10)すべて自分の力でしなければならない
→私はただ自分の喜びを追い求めていけばいい
11)私は変わらなければならない
→いつでも好きな時に、思い込みを変えることができる。
12)よい人間になるのは大変だ
→私の価値はゆるがない

ところで、私個人としては、「人事を尽くして天命を待つ」という態度が好きです。
この本の基本的態度としては、「私たちは何もしなくていい。手放して、宇宙の生命の流れにすべてを任せれば、こまかいことは高次元の力がすべてうまくやってくれる」のようですが、「何もしなかったために、手に入らなかった」ことを神様やFPのせいにしても、何もならないと思います。それよりは、自己満足のためだけでも、「自分の出来ることはやったのだ」と考える方がマシだと思っています。この本を読んだ後の現在では、もちろん少なくとも最後の仕上げの部分だけは、FPを集めて真剣に「願いたい」と思うようになりましたが……(笑)。
「豊かさや喜びを否定するようなことを言うのをやめれば、豊かさと喜びが私の人生に流れこんでくる」のだそうです。いつでもポジティブな気持ちでいたいと思います。
そのためには、この本の「実験1「朝いちばんの力」の命題」の方法が役に立ちそうな気がしました。それは、「毎朝、五分、気分がよくなるパーティを行う」こと。例えば、ルイ・アームストロングの「この素晴らしき世界」など気持ちが明るくなる曲を聞くとか、歓声をあげてこぶしを突きあげるとかの方法です。面白いし、明るい気分で一日を始めると、良い運気を引き寄せられそうな気がします(笑)。みなさんも試してみてはいかがでしょうか☆