『「要領がいい」と言われる人の、仕事と勉強を両立させる時間術』
佐藤 孝幸 (著)
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働きながら、米国公認会計士資格や日本の弁護士資格を取得した佐藤さんが、仕事と勉強を両立させる時間の使い方を教えてくれる本です。
目新しい方法があるわけではありませんでしたが(汗)、「仕事と勉強を両立」させる方法に王道はなく、やっぱり努力あるのみなんだな……と感じさせてくれ、気合を入れてもらえたような気がします。
しかも、とても読みやすい☆ 「はじめに」で本の全体の流れや狙いを概説し、項目ごとに大きな文字で「まとめ」が書いてあります。なんと大事な文章には、マーカーまでつけてある親切設計。あっと言う間に読み終えられました。さすがは時間節約の本ですね(笑)。
内容としては、時間術の一つとして、「仕事は優先順位で消していく」ことなどを教えてくれます。「効率の悪い人は端から端までやろうとしてしまう」とのこと。うーん、なるほど……。また優先順位は、まず「納期」、次に「緊急度」で決めると良いそうです。
耳が痛かったのは、「やるべきことを残さない(今できることなら、その瞬間にアクションを起こす。今日やることを明日に持ち越さない)」ということ。今できることでも、必要のないことは後回しにしてきましたが(汗)……、根性を入れ直したいと思います(汗)。
参考になったのは、「自分のルールを作る」で、佐藤さんの「欲張りな人、自分を信頼しない人とは仕事をしない」というルールを紹介してくれたこと。「がめつい人にはロクな人がいないというのが、私の経験です」ということだそうで……人間関係は、一番ストレスになりやすいものなので、こじれそうな関係は、可能な限り、作らないようにする、というのは「時間術」としても大事なことだと思いました(笑)。
また寝不足に弱い私としては、仕事と勉強を両立させるために睡眠時間を削らないのもステキです。(佐藤さんは、22時就寝・5時半起床を習慣にしているそうです。)
やりたいことは習慣化することが大事だそうで、「初心者の勉強は一日の生活パターンを作ることから」始めると良いと言っています。これは私も心がけていることで、「習慣化」の力を実感しています。
また、「朝起きて一番にすること、出社して一番にすること、帰宅して一番にすること、これを決めて、自分のスイッチをONにする仕組みを作ろう」とありましたが、私は「出社して一番に」、自分の大型スケジュール帳を開くことから始めていました。それには予定だけでなく、前の日の終りに「次の日の自分にあてたメモ」も書いていたので、それを確認し、その日の詳細スケジュールを立てることから始めていたのです。こうすると、自分のスイッチをすぐにONにできました(エッヘン)。同じように、「朝起きて一番に」と「帰宅して一番に」も、やれると良いということですね(……汗……無理かも……)。
……それはともかく、この本には「時間術の心得」が「ど直球」で書かれていて、怠け心に、ビシビシ突き刺さってきます。「仕事と時間を両立させる」時間術だけでなく、心構えが、とても参考になる本です。