『さわってごらん ふしぎなふしぎなまほうの木』
クリスティー マシソン (著), 大友 剛 (翻訳)
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こすって、ゆすって、あたためて……読者が絵本に参加できる、さわって楽しむ四季の絵本です。
絵本を開くと、右ページに大きな裸の木が立っています。
そして左ページには、「ここに いっぽんの木があります この木には ふしぎな ちからが やどっています さあ、なにが おこると おもう?」と書いてあります。
右ページの大きな木の下には、「さわってごらん」とあります。それで、木の枝をそっと触ってページをめくると……
大きな裸の木の枝から、なんと1枚の葉が出てきます!
こんな感じで、ページに書いてある通りに「こすったり」、「ゆすったり」すると、それに応じるように、次のページの木の姿がどんどん変わっていく……という魔法の本です。
子どもたちと一緒に読むと、まるで手品のように子どもたちを大喜びさせられます☆
でも……もうお分かりですね(笑)、「こすったり」、「ゆすったり」しなくても、木は同じように変化します。もともと、そう書いてあるのですから。つまり、本当に「手品」のような、騙しのテクニックを使った絵本なのです(笑)。
正直に言って、この本(の宣伝文句)には、騙されました(汗)。「こすって、ゆすって、あたためて、参加して楽しむ四季の絵本」と書いてあったので、てっきり「温めると色が変わるような特殊インキが使われているに違いない」と想像して、通販で買ってしまったのです……が、そんなことはありませんでした(汗)。
だから子どもたちも、何度かやるうちに、(騙されたことに)気がつくはずだろうと思って、ここで紹介すべきかどうか、少し悩んでしまったのです。
でも……子どもでも、やっぱり手品は楽しいし、むしろ「手品には、タネがあるんだよ」ということを教えてあげる良い教材として使えるのではないかと思い直しました。「夢を与えられる」のも「夢を壊される」のも、両方とも子供にとっては、貴重な経験になるはずです。
ということで……この本は、ぜひ、お子さんと一緒にお楽しみください☆