『ひなどりの すだち (とびだししかけえほん) 』
フィリップ ユージー (著), Philippe UG (原著), いわさき たまゑ (翻訳)
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ひなどりたちの成長を描いたしかけ絵本です。
わりと小さい絵本ですが、ページを開くと、すごく複雑で鮮やかな色たちが、思いがけないほどダイナミックに飛び出します☆
卵からかえった雛鳥たちが、成鳥になるまでを描いていて、イラストに添えられた短い文章もすべて「ひらがな」で書いてあるので、内容的には確かに子供向けなのですが、切り絵風の複雑な模様・鮮やかなのに落ち着いた色調は、むしろ大人向きと言ってもいいと思います。しかも大きな飛び出すしかけがある絵本としては、本のサイズも「21.2 x 15 x 2.6 cm」とビジネス書ぐらいなので、本棚に置いておいても邪魔になりません。子どもへのプレゼントとしても、大人へのプレゼントとしても、とても喜ばれると思います。
しかけ絵本としてはとても軽いので、入院している人へのプレゼントとしても最適では?とも考えたのですが、1ページ目に「あまりに はやく てんごくへと とびたった パトリック・クラタンに ささげる」と書いてあったので……入院している方へのプレゼントとしては使わない方が良いと思います(汗)。
都会的な感じのする、お洒落でアートな絵本です☆
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・1~2ページ目:タイトルと切り絵風のイラスト(しかけなし)
・3~4ページ目:ページを開くと、木の葉の間から色彩豊かな鳥たちが飛び出します。
・5~6ページ目:ページを開くと、木の上の鳥の巣(中に卵)が飛び出します。
・7~8ページ目:ページを開くと、卵の殻を破って、雛鳥たちが顔を出します。
・9~10ページ目:ページを開くと、鮮やかな赤い鳥が飛び出し、その下に色とりどりの雛鳥たちが飛び出します。
・11~12ページ目:ページを開くと、鮮やかな赤い鳥が飛び出し、ちょっと大きくなった紫の鳥が羽をぱたぱたさせます(めくりしかけ)。
・13~14ページ目:ページを開くと、大きな二羽の白い鳥が飛び出します。その下で小さな紫の鳥がきょろきょろします(めくりしかけ)。
・15~16ページ目:ページを開くと、たくさんの鳥がとまった夜の森の樹が飛び出します。
・17~18ページ目:ページを開くと、赤紫に成長した鳥が青空に飛び出します。