『ダヤンの不思議な毎日 (絵ばなしまめ劇場) 』
池田 あきこ (著)
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パステル調のかわいい表紙で、横長に開く絵本です。
内容は、わちふぃーるどの毎日で起こる四季折々の出来事を、短いエピソードで綴った連作集です。全6話とそれに関連する豆知識、登場人物の紹介とタシルの街の絵地図が収録されているので、わちふぃーるど世界への入門書として使えます。面白くて楽しい話ばかりなので、誰かへのプレゼントにも向くと思います。
ただし収録されている話は、わちふぃーるどファンの方なら、すでに知っている話ばかりだと思います。他の本の話を再構成&加筆したものだからです。「風小僧」、「ピノキオの左足」、「いちご摘み」、「アラルのシーボーズ」、「ダヤンの誕生日」、「スリックさんのゆううつ」の全6話で、表紙以外は、それぞれ絵本の最終の絵コンテ的な線画のイラストが使われています(実際の絵本に使われているイラストとは別のものです)。
また、中公文庫の『四季の絵ばなし』と、一部の内容が重複しています。こちらはイラストも同じで、『四季の絵ばなし』の方が話の内容は多いので、どちらか迷っている方には、『四季の絵ばなし』をお勧めします。ただし、タシルの街の絵地図と紹介文については、この『ダヤンの不思議な毎日』の方が詳しいので、入門書として使うなら、『ダヤンの不思議な毎日』の方が良いのかもしれません。また『四季の絵ばなし』には、ブラック・ユーモア話も多いので、プレゼントにする場合は、装丁も素敵な『ダヤンの不思議な毎日』の方が良いでしょう。