『仕事ができる人はなぜ筋トレをするのか (幻冬舎新書)』
山本ケイイチ (著)
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継続的に運動することの大切さを教えてくれる本です。どのように筋肉を動かしてトレーニングするかというノウハウではなく、トレーニングに関する心構えを重点的に教えてくれる本なので、これからトレーニングを始めようと考えている人には一見の価値があります。「筋トレ」なので、どちらかというと男性に向いている内容ですが、女性にも、もちろん役に立つと思います。
筋肉を鍛えることは、今や英語やITのようなビジネススキルだそうです。確かに、何をする上でも最も大切なのは、「体が元気であること」だと思います。そして「体が元気であること」を維持させるのに重要なのは、食事・睡眠と「運動」であることは間違いないでしょう。
また筋トレは、健康だけでなく、「直感力・集中力が高まる」「精神がタフになる」などメンタル面にも効果があるそうで、この本では、筋トレがメンタル面に大きな変化をもたらすメカニズムも解説してくれます(これは本当に実感です)。
そして最も大切なのが、「筋トレを継続すること」。続けるための工夫、効果を高める食事・睡眠、トレーニング・ジムの選び方や活用法など、参考になる記事が満載。トレーナーとして指導した人の成功例だけでなく、失敗例も紹介されていて、とても実践的な内容になっています。
ただ個人的には、トレーニング効果が大きい時間が「寝る直前」で、お勧めできない時間が「昼の2時から5時まで」というのにはあまり賛成できませんでした。普通のビジネスマンは、筋肉をつけたいというより、健康な体を作りたい(維持したい)という動機の方が大きいと思いますし、日々の仕事と運動を両立させるには、むしろ活動量が低下する(眠くなる)夕方から夜にかけて運動した方が良いような気がします。この時間帯なら、多少ドタバタしても近所迷惑が少ないですし……。もっとも帰宅後の深夜にしか筋トレできないビジネスマンも多いかと思いますので、そういう方は「寝る直前」が一番効果的なのだと考えて、「もう夜遅いからやめよう」と思わずにトレーニングを実行&継続すると良いと思います(笑)。
えーと、つまり、どんな時間帯でも、自分のやりやすい時間を利用して、とにかく運動を続けるのが大切なのだと思います☆