『おとぎ話のぬり絵ブック』
田代知子 (著)
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ロマンティックなおとぎ話の名場面を楽しく塗ることができる塗り絵の本です☆
「眠れる森の美女」や「ヘンゼルとグレーテル」などファンタジーあふれるおとぎ話の一場面と、テキスタイルのような美しい花や装飾の細密画が、39点も収録されているのですが、イラストの絵がすごく繊細で美しいのです。
色を塗らずに、そのまま眺めるだけでも美しいのですが、少しでも色をつけると、ぱあーっと世界に色がついていく感じで、胸がときめきます☆
しかも題材がよく知られたおとぎ話なので、色をつけると、その物語を思い出しながら、「絵本」を作っている気持ちにもなれます(巻末には、おとぎ話のあらすじも収録されています)。
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イラストがすごく細かいので、全部に細かく色を塗るためには、すごく時間がかかりそうな気がします……が、逆に言うと、長く楽しむことが出来る素晴らしいイラストでもあります(笑)。
というのも、表紙の絵を見てわかるように、このイラストは好きな一部分だけに色をつけただけでも、ちゃんとサマになるように描いてあるからです。
たとえば、ちょっと暇ができた時に、好きな場所に水色だけ入れてみて、しばらく時間をおいて、また暇ができた時に、今度はピンクを入れてみる……みたいな描き方をしても、それぞれが素敵に見えると思います。
こんな感じで最後まで彩色すると、途中経過もすごく楽しめるので、最後にどんな絵になったとしても、けっこう満足できると思います(笑)。結果的に、かなり不思議な色になったとしても、それはそれで「おとぎ話の不思議な世界観」に仕上がってくれそうな感じがします。
表紙の絵が、一部しか塗っていないのもポイント高いですよね☆
繊細で美しすぎるイラストなので、全部塗ってあったら、「塗るのは大変そう」「うまく塗れるかな」と塗りはじめのプレッシャーを感じてしまいますが、この表紙を見ると、「そうか、好きな色から少しずつ塗ればいいんだ」と感じられますから……。
楽しい暇つぶしや、高齢者の方の脳トレにも最適で、プレゼントにしても喜ばれる本だと思います☆