『デキる人は説明力をこう磨く』
日本語力向上会議 (著)
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ビジネス現場での「説明の仕方」を具体的に教えてくれる本です。
すごく目新しい内容があるわけではありませんが(汗)、ビジネスでの説明方法について、とても総合的・網羅的に教えてくれるので、一冊あると安心できます(笑)。
内容は、「第1章 聞き手の気分を考えていますか」、「第2章 コイツはできると思わせよう」、「第3章 これこそ正しい喋り方」、「第4章 さらに効果をあげるために」の全4章で構成されています。
各章は、「相手を安心させるのは「うなずき」と「相づち」」などの小さい項目ごとに1~2ページで説明してあるので、後で「あの秘訣をもう一度読みたい」と思った時に、目次から探して読み返しやすいと思います。
参考になったのは、いろいろありますが、例えば、「反論の仕方」。反論する時は、相手の意見をいったん受け入れるような表現から始めると良いそうです。「いまの提案は問題点を的確に出したものだと思います。たしかに方向転換が必要な時期にきていますね。ただ、現場のデータをもう少し詳しく分析したほうが、進むべき方向が明確になるのではないかという気がしないでもないのですが……」のような感じに……。
また、「無理を通す言い方のポイント」も、とても参考になりました。それは「無理を言っていることはよく承知していると伝え、しかしそうしなければならない状況だと説明すること」だそうです。
ああ、なるほど、と思いました。こういう時は、たいてい切迫した状況なので、「無理は承知の上だろう」と、この部分を省略しがちですが、自分が言われる側の立場だったら、無理を言う側が「それを承知していて、悪いと感じている」ことをきちんと伝えて欲しいと思ったからです。
こんな感じに、ビジネス現場での説明の仕方が、とても具体的に解説されています。とても参考になると思うので、特に、新入社員の方などビジネス現場の初心者の方は、ぜひ一度読んでみてください。