『情報漏洩 9割はあなたのうっかりミス―今日からはじめる防衛術』
中田 亨 (著)
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会社の機密情報から個人情報まで、「ダダ漏れ」させないためのセキュリティ護身術を解説してくれる本です。
情報は見られていても気がつかないことが多い上に、いったん盗まれてしまったら取り戻せません。そして会社などの場合は、99人がセキュリティに気をつけていても、1人が「うっかり」したら一巻の終わりです。この本は、その「うっかりな1人」にならないよう、企業と自分の情報を守るための方法について、誰もが身に覚えのある失敗例をもとに、分かりやすく解説してくれます。
また対策に関しても、例えば、「情報持ち出しへの三層対策」として、「退職時の持ち出し」については、「1 その気にさせない対策=円満退社、退職者フォロー、厳罰ポリシーの明示、秘密に頼らない知的財産保護(特許制度の活用等)」、「2 やりたくてもできないようにさせる=日頃からの情報利用状況把握、退職時の情報返納の監査」、「3 やられても食い止める・反撃する=資料の個別追跡手段の利用、ネット上の漏洩情報の監視(自社名をエゴサーチ)」などいろいろ教えてくれます(その他、多数あります)。
電子メールによる情報漏洩のケースでは、宛先誤送信などに気をつけていても、添付ファイルから、思いがけず漏洩させてしまうことがあるそうです。特に「エクセルの2シート目以降」に関する注意を読んだ時には、「そういえば、エクセルって、既存の表の流用で新しい表を作るから、クリックして確認しないと見えない2シート目以降は、残っていても気が付かないかも……」と、その危険性にあらためて気づかされました(汗)。もっともエクセル表を電子メールで送ったことはなかったので、問題はなかったのですが……。
現代社会では、会社はもちろんのこと、個人でも、パソコンやインターネット、FAXやスマホ、電話をつかわない生活というのは、ほとんど不可能だと思います。
でも、これらの便利さには、情報漏洩などの危険性が常につきまとっています。この本を読んで、情報管理の「うっかりミス」の原因を知り、ミスを起こさない&起きても大問題にしないための方法をしっかり身につけましょう☆