『新装版 頭がいい人の1日10分文章術』
高橋 フミアキ (著)
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作文が苦手だと悩んでいる方に、文章力を向上させるコツを具体的に教えてくれる本です☆
『日本語の作文技術』や『理科系の作文技術』などの作文技術に関する古典(?)を読んでも、なんかピント来なかった方や、『ベストセラー小説の書き方』を読んでも、「うーん、小説を書きたいというより、むしろ仕事で書かなければならない案内文や企画書、ブログに書くような普通の文章力を向上したいんだよなあ……」と思ってしまった方は、この本を読んでみたらいかがでしょうか。
この本では、文章スクールを主宰している高橋さんが、文章の書き方をとても実践的に教えてくれます。短い20の文章ゲームを通して、実際に自分の頭で考え、書いてみることで、他人に伝わる、「読んでもらえる」、より魅力的な文章を書く技術が身についていくと思います。
最初のゲームは「短文ゲーム」。なんと、文章を短く切り分けるだけ☆ 見本の文章もあるので、すごく気楽にゲームを始められます。
続いて「文字数ゲーム」。文章は短く切ると、読みやすくはなりますが、短い文章の羅列だけでは、逆に疲れてしまいます。そのために、短文と中文、長文をバランスよく並べる訓練をします。
このような短い文章ゲームが、やりやすい順番で並んでいます。一つ一つは10分程度で実行できるゲームなので、時間がある時に少しずつ読むと、より良い文章を書くためのヒントをつかむことができて、徐々に「普通の文章を書く力」を向上させていけるのではと思います☆