『まんがでわかる 7つの習慣』
フランクリン・コヴィー・ジャパン (監修)
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自己啓発書のロングセラー『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』のまんが版です。発売されてすぐにベストセラーとなった人気の本です☆
「7つの習慣」には興味があるのに、ぎっしり文章のつまった分厚い本に、なかなか手を出せないでいる方には、この本をお勧めします。これは、バーテンダー(亡き父のバーの再興)を目指す若い女性が、7つの習慣の教えに導かれて努力することで、だんだん人間的に向上していくのを描いたものなのですが、主人公の歩(あゆみ)がとても素直な努力家(その上、美人)だし、周囲の人々も良い人ぞろいなので、気持ちよく読み進めることが出来るからです。(ただし、主人公があまりにも可愛くて良い娘すぎるので、途中から「頑張れ!」という感じにいつの間にか応援する側に回ってしまい、傍観者と化してしまうのがちょっと問題なのですが……(汗))
もちろん自己啓発書だという性格上、「向上する前のダメな人」が必要になるので(汗)、物語に初登場してくる人には、どこか欠点がありますが、「7つの習慣」に導かれて、みんな、どんどん向上&善人化していきます(笑)。
このバーでは、お客さんのさまざまな愚痴に、マスターや歩、他のお客さんがさりげなく手を差し伸べてくれます。すると、そのことでお客さん自身が何かに気づき、変わろうと努力を始めるようになる。そして、それに関わることで、主人公の歩も精神的に成長していく……というのが各短編の基本的構造で、序章+7つの習慣の全8話を読むことで、「7つの習慣」の要点が理解できるようになっています。
もちろん漫画だけでなく、7つの習慣のポイントの文章での説明もちゃんとあります。漫画一話ごとに、「第一の習慣」などの要点が文章で簡潔に説明されたページが5ページほどあるので、漫画(台詞)で考えさせられた内容を、文章+図表で確認できるようになっています。
たとえば序章では、「インサイド・アウト」というキーワードで、7つの習慣の前提となる態度を教えてくれます(なお、インサイド・アウトとは、他人が変わらないと結果もでないと思うのではなく、自分の考えや行動を変えることで結果をひきよせようと意識するようにする態度のこと)。
この『まんがでわかる 7つの習慣』は、このような方法で「7つの習慣」すべてを漫画のエピソード+文章解説で教えてくれるので、はじめて「7つの習慣」にふれる方だけでなく、実は『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』をすでに読んでいる人が、もう一度、各習慣について確認し直すのにも、とても便利です。ポイントだけが簡潔にまとめられているので、短時間で読み直せるからです。
ただし、この薄い漫画の本一冊で、7つの習慣全部を網羅しているので、あっという間に気持ち良く読み終わってしまい、ポイントやキーワードも流れ去ってしまう……という問題がなくもありませんし(汗)、この本では、歩ちゃんもまだバーテンダーの修行を始めたばかりで終わってしまうので、「7つの習慣」の内容をもっと詳しく知りたい(または、可愛い歩ちゃんをもっと見たい!)という欲求がどうしても生まれてしまいます(笑)。
そういう方は、『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』を読みましょう(笑)。
え? 『完訳 7つの習慣 人格主義の回復』が厚いから「まんがでわかる」を読んだのに(歩ちゃんを見せろ)、って? そういう方のために、実は、『まんがでわかる 7つの習慣』には、続編として、各習慣について、より詳しく紹介した本も、続々発売されています(笑)。